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マツダ(株) 三次自動車試験場に加え、第2の試験場を山口県美祢市に開設
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、三次自動車試験場に次ぐ第2の試験場「美祢自動車試験場」を3月初旬に山口県美祢市に開設する。本試験場用地及び施設はチョロQモーターズ株式会社(以下、チョロQモーターズ、本社:東京都葛飾区/代表取締役社長:佐藤 慶太)がサーキット事業からの撤退を決定したことに伴い、閉鎖されるMINEサーキットの土地・建物をチョロQモーターズから2006年2月末日に取得し、活用する。
マツダでは、今後も、より*Zoom-Zoomを体現した商品をお客様に提供するため、三次自動車試験場にはない、大型旋回場や欧州高速道などのテストコースが必要と考えていた。同サーキットの用地及び施設取得後は既存のコースの活用に加えて、高速での進入が可能な大型の旋回場や高速平坦路・登坂路を段階的に設置していく。
今後、三次自動車試験場は従来どおり新商品の基本性能開発・育成の基幹拠点として位置づけ、美祢自動車試験場は、車両挙動の限界性能評価や実用走行性の定量的なデータ取得を行うなど三次での車両育成を補完する開発拠点として活用する。
研究開発担当である金井 誠太 常務執行役員は「三次自動車試験場に加え、新たに美祢自動車試験場を開設することで、これまで以上に品質の高い商品を効率的に開発できる基盤が整うこととなる。今後もお客様に満足してお乗りいただけるZoom-Zoomを体現した商品を提供していきたい。」と述べた。
マツダでは寒冷地専用の試験場として、1990年1月に北海道の剣淵試験場と2002年1月には中札内試験場を開設し、寒冷時の商品性能や技術開発のテストを冬季に行っている。
*「Zoom-Zoom」とは、「ブーブー」というクルマの走行音を表す英語の子供言葉で、動くことへの感動を象徴したもの。
<美祢自動車試験場の概要> 1. 所在地:山口県美祢市西厚保町字長尾 1173-1 2. 敷地総面積:601,683 m²(公簿面積) 3. 主要設備
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